アートシンクロ展2012

●展覧会期間:2012年3月2日(木)~3月11日(日)(10日間)11:00~19:00

●展覧会会場:Creative Hub 131ほか
日本橋界隈

●入場無料

●交流イベント(有料含む):キッチンを通じた交流会、映画を通じた交流会、アーティストのバトントーク(Ustream上映含む)、アーティストのワークショップ、パフォーミング・アート実演ほか

展示作家:池田晶紀(東京)、Eat&Art TARO(東京)、上原耕生(茨城)、大串祥子(佐賀)、栗山斉(茨城)、
SYUTA(東京)、ジンウォン・ハン(ソウル)、スンミン・カン(ソウル)、中里和人(東京)、新野圭二郎(東京)、
東泉一郎(東京)、福岡寛之(名古屋)、福原志保・Georg Tremmel /BCL(東京/オーストリア)、松下徹(茨城)、
武藤勇(名古屋)、村上慧(東京)、山内崇嗣(東京)、山上渡(長野)、山下拓也(名古屋)ほか

 

 

<村上慧>

1988年生まれ、東京都葛飾区育ち。美術家(仮)。

2011年武蔵野美術大学卒業。同年、作家仲間4人と浅草にあるテナントビルを改修して
立ち上げた住居兼アトリエ兼ギャラリー「空鼠」を拠点に現在活動中。

今回の出展作品「引越しと定住を繰り返す生活(仮)」は、昨年5月から6月の約一ヶ月間、
発泡スチロールで作った小さな家を担ぎながら都内を歩き回り「敷地のどこでもいいので
僕の家を一晩置かせてください」という交渉をして、その日の場所をその日に確保しながら
移動生活をしたものです。路上はもちろん、twitterblogで知り合った人も巻き込みながら
日々生活は変化していきました。

それぞれの地域住民から一晩敷地を借りる交渉をしなければ生活を続けられない状況を
自らつくることによって人々と関係をつくり、一晩同じ敷地にいることによって村上は
色々な人から様々な人生のエピソードや地域にまつわる話を聞き出し、
それを伝え歩くという作業を毎日行いました。

このプロジェクトは、東京を皮切りに9月に三宅島、11月には奈良県明日香村でも行われています。

 

 

 

<山内崇嗣>

一本の木の枝を、じっくりとみて美術や自然観察について考えながら、形の作り方や
置き方を色々工夫して制作しました。

今回は自分にとっては初めての本格的な陶芸の作品の展示になります。作陶技術は
未熟なところもありますが、いろんな方の協力を得て自分なりに技術を習得しています。
陶芸家にはない魅力作りを目指しています。
彫刻と道具の間の役割をするようなものを立体作品では作りたいと考えています。

石川県金沢市生まれ、東京都国立市を拠点に活動しています。
好きな食べ物は、うどんです。http://omolo.com

 

 

 

<山上渡>
私の作品コンセプトは「全ては結びつながれてるのではないか?」という一つの問いに集約されます。

あらゆる時間、空間、場所、出来事や関係性は見えない糸のようなもので結ばれているのではないか?
という問いです。今回の展示タイトルにもあるシンクロ二シティ(共時性)は私のアート(美)
に対する答えの一つです。

この日本橋大伝馬町で行われる展示において、私は<馬><繊維>というキーワードを
見つけました。二つのキーワードから生まれるイメージを拠点に、この場所と私の関係、
さらには鑑賞者となるあなたを結びつなげる作品を考えています。

 

 

<上原耕生>

私は美術館やギャラリー空間にこだわらず、制作や発表をしています。
それは何気ない日常空間や日常風景を引用する、サイトスペシフィックな作品制作です。

その多くは、一般的には美の対称とされないような路上の片隅であったり、廃棄場であったり、
落がきのされた橋げたであったりします。

私は美術館やギャラリーのような、完成された一つのステイタス(価値基準)ではない場所や、
素材に新しい価値の可能性を見出したいと思っています。

略歴

桐生再演13
wnakio2008
横浜国際映像祭2009(ラボスペース)
KOSHIKI ART PROJECT2010
おもしろ不動産お披露目会

 

 

<新野圭二郎>

アーティスト N STUDIO 主宰 Creative Hub131代表  愛知県出身 東京都在住

全人類的な視点を持ったアートプロジェクトを国内外で制作・発表し、メディア掲載多数。
今回は、ビジョンとしての作品「全人類対話場」のプロポーザルプランを発表。
これは、岐阜県瑞浪市にある約7万5千平米の山の山腹を使ったアートプロジェクト。
主なプロジェクトに、「Proposals for all mankind

(CET10)[2010]  世界同時共鳴プロジェクト(上海万博彫刻公園プロジェクト・高島屋横浜50周年記念・国連大学ビル 他 )[2009] 2016年東京オリンピック開会式・閉会式プラン[2007]など多数。

 

 

 

 

<福岡寛之>

 

1979年 香川県生まれ活動拠点 愛知県冒険を続けるアーティスト、あるときは山を登り。
あるときは都市を疾走し。また、あるときは海の彼方へ。いく先々の場所によって浮き彫りに
なった自分と、自身の会話が作品となってゆく。様々な「冒険」を行い、そのドキュメンタリーを
素材に構成されるインスタレーション作品は、人間と空間の新しい関係を提示する。
本企画では、東京を舞台に「最初の嘘」を探す冒険へ旅立つ。東京に数多く存在する屋上稲荷、
地霊が地から離れて存在する姿にインスピレーションを得て。嘘が嘘を呼び、肥大して行く
この世界の、その最初への旅を計画「果たして東京で最初の嘘は発見出来るのか!!」
乞うご期待。

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